こんにちは、marumoです。
今回は「プロセスケミストって普段どんな1日を過ごしているの?」という、学生時代の自分が一番知りたかった疑問にお答えします。
前回の記事ではプロセスケミストの仕事内容を大まかに紹介しましたが、今回はもう一歩踏み込んで、実際の1日のスケジュールを時系列で公開します。
プロセスケミストの1日はこんな感じ
会社や部署によって差はありますが、私の場合はおおよそ以下のようなスケジュールで動いています。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 8:30 | 出社・メールチェック、当日の実験計画の確認 |
| 9:00 | 朝会(進捗共有、実験室の安全確認) |
| 9:30 | 実験室で反応条件の検討(温度・時間・試薬量を変えて試作) |
| 12:00 | 昼休憩 |
| 13:00 | 分析(HPLCなどでサンプルの純度・収率を確認) |
| 15:00 | データ整理、上司・他部署との打ち合わせ |
| 16:30 | 翌日の実験計画の立案、記録書の作成 |
| 17:30 | 退社 |
実験を「手を動かす時間」と「考える時間」が半分ずつ、というのが体感に近いです。大学の研究室時代は実験に没頭する時間が長かったのですが、企業に入ってからは打ち合わせやデータ共有の時間が思ったより多いと感じました。
ポイント: プロセスケミストの仕事は「良い反応を見つける」だけでなく、「その反応を安定して量産できる形に落とし込む」ところまでが仕事です。だからこそ、分析やデータ整理の比重が大学時代より高くなります。
学生時代とのギャップで驚いたこと
正直に言うと、入社前は「毎日フラスコを振っている」イメージが強かったです。実際には、以下のようなギャップがありました。
- 実験そのものより、「なぜその結果になったか」を説明する資料作りに時間がかかる
- 一人で完結する作業は少なく、分析担当・製造担当など他部署とのやり取りが日常的にある
- 失敗した実験も「なぜ失敗したか」の記録として価値がある(大学時代は結果が出ないと落ち込むだけだった)
このあたりのリアルな感覚は、就活中に企業説明会を聞くだけではなかなか掴みづらい部分だと思います。今の会社でこのまま経験を積んでいくべきか、他の環境も見ておくべきか、私自身も時々考えることがあります。そんなときはワンキャリア転職|企業の年収・クチコミ・選考対策等の転職情報が満載
で他社のリアルな声を覗いてみると、自分の立ち位置を客観視するきっかけになります。
まとめ
プロセスケミストの1日は、実験・分析・データ整理・打ち合わせをバランスよくこなす1日です。「化学が好き」というだけでなく、「地道な検証と改善を積み重ねるのが苦にならない」人に向いている仕事だと感じています。
次回は、プロセスケミストを目指すうえで学生時代にやっておいてよかったこと・逆に意識していなかったことについて書く予定です。
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